2023.07.18

「だんぜんダイソー!」と言われるため、
他社に負けない圧倒する商品を。

大創産業のバイヤーならではの魅力とは何か、商品本部の最大のミッションとは何なのか。多くの実績と結果を残してきたIさんにその秘密を伺う中で、“変化=成長“を続ける大創産業の意外な一面も見えてきました。

商品本部 I・Aさん
2018年に大創産業に中途入社。前職は九州発のディスカウントストアチェーンでバイヤーとして20年勤続。
大創産業に入社後、圧縮タオルでディレクターとして2019年度グッドデザイン賞を受賞。コロナ発生時には、マスクなど衛生用品の担当として功績を上げ、社内表彰を受ける。現在、チーフバイヤーとして活躍中。

圧倒的な商品数だからこそ
目に見えた反響を感じやすい

Iさんは前職でもバイヤーとして活躍されていたそうですね。

前の会社では、バイヤーとして自転車を担当していました。長く続けていく中で自分自身伸び悩んでしまい、スキルアップしていきたい、チャレンジしていきたいという気持ちを強く抱くようになりました。そんな時に出会ったのが大創産業だったんです。
100円ショップとして、どうやって商品をバイイングしているんだろうという疑問と、その秘密を知りたいというワクワク感で転職を決意しました。実際に入社してから、仕組みを体感してみると、“よくできるな~“と当時は驚きましたね。

長年、バイヤーを貫き続けているIさんが考えるこの仕事の魅力とは?

前職で自転車のバイヤーを担当していた当時、私が企画を出して売り出した自転車があったのですが、たまたま駅の近くを歩いていると、その自転車に乗っている人を見かけたことがあったんです。その時の喜びが忘れられなくて、この仕事を続けているんだと思います。
そこで言うと商品数の多い大創産業では、バイヤーとしての醍醐味をより実感しやすいと思います。いろんなお店でも使われているのを見かけますからね。数字でも見ることはできますが、実際に目で見ることで得られる感動は格別です。「自分の商品を選んでくれたんだ」と。

確かに大創産業では、そういった醍醐味は感じやすそうですね。

当社の店舗はありがたいことに多くの方にご利用いただいています。良い商品はすぐに結果や数字として返ってきます。
日本だけではなく、もちろん海外からの反響も届きます。そのスケールの大きさも魅力の一つかもしれません。当然、価格が決まっているからこその、商品を作る難しさはあります。均一価格に落とし込んでいくための試行錯誤は、難しさでもあり、おもしろさでもあります。

足し算ではなく、引き算で
お客様が求めるニーズに特化

コロナ発生時には衛生用品の仕入れ担当として表彰されたそうですね。

衛生用品担当になったのはたまたまだったのですが、当時は本当に大変でした。第一波が来た時には、マスクの在庫もたった2カ月で全てなくなってしまい、いろいろな仕入れ先に電話してかき集めても、それでも足りないというような状況がしばらく続いていました。新しい仕入れ先を探して交渉したりもしましたし、そういった点で評価していただいたのかもしれません。

入社当初から多くの実績を出されていますが、仕事のコツなどあるのでしょうか?

さまざまな商品を市場で見る際に、“この機能を外せば100円で売れるかも?”という目線が非常に重要なポイントだと思います。お客様が求めるものに足していくと当然価格が上がってしまいます。より求めるものに特化するために、引き算をして、コストを落としていくことがこの仕事のコツであると思います。

そんなIさんが考える、この仕事の最大のミッションとは?

お客様に買っていただいてこそ、私たちの存在意義があります。お客様の求める商品を作り続ける、求めている商品を仕入れていくということが私たちバイヤーのミッションです。
だからこそ、 “圧倒的に安くて良い商品である“ということは、他社には負けたくないですね。それは、100均業界だけではなく、違うカテゴリーの業界を含めて全ての会社に勝ちたいと思っています。

入社後に得られる経験の重要さ
結果につながりやすい環境

Iさんも入社直後は、店舗経験をされたんですか?

私の場合は、大阪の店舗と台湾の店舗を経験しました。現場を知るという意味でも、実際に売ってみないとわからないことが多いですし、逆に多くのことを肌感覚で知ることができたのは良い経験でした。私は店舗での経験は必要だと感じています。

入社後に「意外だな」と驚いたことはありましたか?

店舗ごとの販売力は、入社以前の想像を遥かに超えていましたね。数万個ではなく“数十万個”単位だったので一つ桁が違っていたことには衝撃を受けました。もう一つ驚いたことは、社員同士の距離感が近かったということですね。社員同士はもちろんですが、代表との関係性もかなり近いんです。同じフロアで働いていますからね。全員が仲間意識を感じていると思います。

では、大創産業に入社して良かったと思うことはなんですか?

色々なことにチャレンジできることと、正当な評価をしてもらえる体制がある、ということですね。この2点を実感することが多々あります。
私自身も、グッドデザイン賞で結果を残すことができたり、コロナ禍での功績を表彰していただいたりと、大創産業に入社してから得られたものは大きかったと思います。

“変化=成長“を続ける
大創産業の一員として

ここ数年で起きている社内の変化を、Iさんとしてはどう感じていますか?

「Standard Products」などの新しいチャレンジは、変化し続けている大創産業だからこそ経験できることだと思っています。“変化“と言いましたが、私はこれを“成長”だと考えています。変化=成長を続けている会社に携われているという喜びはあります。

そんな成長を続けている大創産業の一員にはどうすればなれるのでしょうか。

大きな企業だからといって気を張る必要はないと思います。フレンドリーな方が多いので、私自身も気付いたら馴染んでいました(笑)。 中途入社だと、よそ者扱いされるんじゃないか?殺伐としてるじゃないか?と、入社時は思うかもしれませんが、そんなものは一切ありません。だからこそ、今後入ってこられる中途入社の方も問題なく活躍できるはずですし、キャリアアップしていくことができると思います。

最後にIさんが今後、大創産業で成し遂げたい目標を聞かせてください。

私個人としては、バイヤーとしてのスペシャリストを目指していきたいと考えています。そのチャンスは当社にはたくさんありますからね。社会が求める、お客様が求めるものの環境変化はとても早いと実感しています。硬い考えを持つのではなく、柔軟に対応する感性を磨いていきたいですね。

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