2023.07.18

4万点もの商品から選べる楽しさ!
大創産業の初のECサイトの魅力とは?

店舗運営だけじゃない!通常のECサイトと異なり、“店舗を発展させるため”に店舗と連携・連動している大創産業のECサイト。ならではの特徴や今後の展開・可能性について、外販EC部のYさんにお話を伺いました。

異なる要素を持ち合わせた
2つのECサイト

外販EC部ではどのようなお仕事をされているんですか?

「DAISOオンラインショップ」と「ダイソーネットストア」、この2つのECサイトの保守・運用を主に行っています。
具体的には、お買い物を楽しんでいただくためにサイトデザインの刷新や検索機能拡充、お客様の意見を受けてのトラブルシューティングなどを実施しています。
実際にオンラインサイトを作っていただいているベンダーさんとも協力しながら、よりお客様に楽しんでいただくためにはどうすればいいのかというのを日々模索しています。

これまでECサイトでの展開はなかったのでしょうか?

「DAISOオンラインショップ」は2020年の8月から、「ダイソーネットストア」は、2021年10月から全国展開がスタートしました。
大創産業にとっても初めての通信販売でしたので、お客様に商品を実際に手に取っていただけない環境の中、どうやってその商品をイメージしていただくか、宅配便での配送はどうしていくのか…など。
スタートした当初は様々なことが手探りだらけの状態でしたが、整備しながら徐々に進めていき、今では多くのユーザーの方たちにご利用いただけるようになりました。

2つのECサイトの違いはなんでしょうか?

「DAISOオンラインショップ」はセット買い専用のECサイトです。例えば、ペンを10本単位で購入したり、ハンドソープを20個単位で購入したり…。まとめ買いをされたい法人や団体、個人のお客様に適したECサイトとなります。
一方で、「ダイソーネットストア」は、商品を1個単位から、合計金額1,650円(税込)から注文することができるため、個人のお客様にもよりご利用いただきやすいECサイトとなっています。その他にも、「ダイソーネットストア」はクレジットカード払いのみ、「DAISOオンラインショップ」はクレジットカード以外にも請求書発行や掛け払いができたりと、細かな部分での違いがあります。

新たに「ダイソーネットストア」をスタートしたきっかけは何だったのでしょうか?

外販EC部の中長期的な目標として、商品を1個から買えるECサイトを立ち上げたいという目標は、実はもともとありました。そんな中で、お客様からも「セット買いではなく1個単位で購入したい」という声をいただいたくことが多くあり、予定より早めてスタートすることになったんです。
そういったお客様の声を聞き、スピーディーに反映させることができるのも大創談業の魅力の一つです。将来的には、「DAISOオンラインショップ」と「ダイソーネットストア」を統合し、より使いやすい仕組みづくりなども行っていきたいと考えています。

月間300万人ものユーザー数を誇る
ECサイトへ急速に発展!

どのようなお客様がECサイトを使用しているのでしょうか?

インターネットに抵抗のない、若い年齢層の方たちが比較的多くご利用いただいている印象です。店舗が近くにない地方のお客様のご利用が多いのではないかと思うかもしれませんが、意外にも都心の方が売上は伸びているんです。
都心は、人口的に若い方が多く、車を使用する方が少ないため、電車代を出して店舗に行くならネットで買ってしまおう!と考えている方が多いんです。

ご利用者様はどういった商品を購入されるのでしょうか?

売れ筋の部分でいうと、店舗と同じく衛生品や日用品が多いですね。
他にもオンラインで購入される方の特徴としてあげられるのが、大きいプラスチック商材やジョイントマットなどのまとめ買い需要のあるものなど、運ぶには少し手間のかかる商品などを購入する際にご利用いただいている印象が強いですね。商品自体は店舗で販売している在庫と全く同じなので、お客様の買い方に違いが生まれてくるイメージです。

スタートした当初と比べると急激にユーザー数が増えているそうですね。

ユーザー数は、右肩上がりに大きく成長しています。スタートした当初は、1日10人~100人程度でしたが、今では1日15万人近く、月間でいうと300万人ものお客様にご利用いただけるまでに成長しました。
ここまでユーザー数が急激に増えてきた理由はたくさんありますが、オンラインサイトを充実させたことが一番の要因だと考えています。
スタートした当初、「DAISOオンラインショップ」は3千点、「ダイソーネットストア」は1万1千点ほどの商品しか扱っていませんでしたが、今では、「DAISOオンラインショップ」は2万点、「ダイソーネットストア」は4万点と、現在進行形で、商品数を大幅に増加させています。
他にも、SNSからの拡散やサイトのデザインを改善など、お客様の声に寄り添ってECサイトを充実させていったこともユーザー数の増加に繋がったのではないかと思います。

3600以上の店舗とECサイトの連携で
さらなる顧客の定着を目指す。

ずばりECサイトの狙いとは何でしょうか?

通常のECサイトと違い、“店舗を発展させるため”、そして“店舗と融合させる”ことが大創産業のECストアの目標です。店舗でネットストアの告知をしたり、逆にネットストアでは店舗で使えるシールキャンペーンを実施したり、他にも店舗で実施している商品展開をECサイトでもそのまま同じように実施することもあります。
こういった形で、連携しながら情報発信をしていくことで、「ECサイトで下見をしてから、実際店舗で買おう」「店舗に欲しい商品の在庫がなかったから、ECサイトで買おう」といった風に、お客様にも上手く活用していただけるようにしていきたいですね。

ECサイトの今後の展開や可能性について教えてください。

お客様がECサイトで購入して、帰り道に店舗で受け取ることができるような仕組みを作り、よりお客様の定着を目指していきたいと考えています。
全国に3600以上もの店舗を展開しているのが大創産業の一つの強みです。ECサイトと店舗で、連携・連動しながら、大創産業のファンを増やしていきたいですね。

海外の店舗との連携なども可能性としてはあるのでしょうか?

大創産業にはアメリカやブラジル、台湾にも店舗があるのですが、オペレーションや仕組みづくりが各国でバラバラなので、それらを統一した“グローバルEC”を立ち上げ、各国から接続しやすくし、利便性を高めていきたいと考えています。
さらに先の構想で言えば、海外の店舗からそのまま商品を出荷できるような仕組みを作って、海外事業とも連携しながらさらに盛り上げていきたいと考えています。

欲しいを即座に提供し
“新しい欲しい”を常に提供し続ける

店舗運営との違いを感じる部分はなんでしょうか?

お客様の顔や気持ちが見えない、というところはやはり店舗との大きな違いだと思います。ですが、見えないからこそ、ECサイトならではのできることもたくさんあると思っています。
日常生活にフィットするような大創産業の商品を探したいというお客様にとって、今まで店舗だけだったのが、ECサイトという販売チャンネルを拡大してあげることで、お客様の“欲しい”を実現できる可能性を一つ増やすことができました。そうすることで、その次の“新しい欲しい”を常に提供し続けることができるのです。

お客様の“欲しい”を実現させるための取り組みは他にもあるのでしょうか?

今後は、若い方にも使い勝手が良くなるように、PayPayで購入できるようにしたり、レコメンド機能を導入して、お客様の意図していないかったオススメを提案できるようにしたりといった取り組みを進めていく予定です。
2022年の5月からはお客様の方で商品に対するレビューを書き込めるようになりました。他の展開で言うと、自分たちの部署でYouTubeを運営していて、そこで商品紹介を行っていたりもします。
お客様の意見に寄り添い、お客様の目線にたって、スピーディーに応えていきたいと考えております。

改めてダイソーのECサイトの魅力とはなんでしょうか?

自宅にいながら、約4万点もの商品をオンラインで24時間・365日購入できるサイトはなかなか他にはありません。大創産業の商品力、高品質・低価格があるからこそ、実現できているECサイトです。選ぶ楽しさ・ワクワク感を感じて欲しいと思います。
店舗の場合、たくさんのお客様にたくさんの商品を何度も買ってもらうということが大切になります。一方でECサイトは、お客様が今何に興味を持っていて何を求めているのか、お客様の立場に立ち続けることが大切です。お客様の目線で柔軟に対応できる会社だからこそ、大創産業のECサイトは今後も大きく成長していくことができると確信しています。

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