2023.07.18

入社4年目の社員が語る
「私のキャリアの歩み方」

若くても裁量が与えられるなど、スピーディーなキャリアアップが実現できる大創産業。
入社4年目・I.Mさんのキャリアの歩みから、どんなフォローがあり、どう成長できたのかを伺いました。

店舗運営部 I.Mさん
神奈川県出身、2019年に新卒入社。大震災をきっかけに “当たり前に人々の暮らしを支える商品”に興味を持つようになり、海外出店を加速している大創産業でなら世界中の人々の暮らしに寄り添い、当たり前の日常を支えられると感じて入社を決意。上司からの「背中を見せる」という教えを大切に、仲間と一緒に魅力的な店舗を創り続けている。

思い描いていた以上に
スピーディーなキャリアアップ。

入社の経緯を教えてください。

私は「人々の生活に寄り添って、当たり前の日常を支えたい」という想いで就職活動を行っていました。その想いを強くしたのは、小売店から物が消えるなど、当たり前だと思っていたことが当たり前ではなくなった東日本大震災の経験が大きかったと思います。
そこから身近な商品で多くの人たちを支える業種に興味を持ち、世界中の人々へ貢献できる会社を探し始めました。そんな中で、大創産業に出会ったんです。ワンプライスという安価で食品から雑貨まで幅広く扱い、ワールドワイドに国籍・年齢・性別を問わず幅広い人たちの暮らしを支える大創産業の仕事は、より広く社会に貢献することができると感じたんです。

これだけの環境は、他にないかもしれませんね。

大げさかもしれませんが、“人生の一部に関わる仕事”だと思っています。
日々の食品を買いに来る方もいれば、思い出をより華やかにするためにパーティーグッズや誕生日プレゼントを探しに来る方、留守中にお子さんが簡単に食べられるものを買いに来る方など、来店されるお客様の目的は実に様々。年齢や性別だけでなく、お客様の幅広い目的にも応えることができるのがダイソーの魅力です。

それでは入社後のキャリアの歩みを教えてください。

新卒で入社して、まずは大阪の大阪梅田店で搬入から販売までを担当しました。オープン前から棚を入れて商品を並べるなど、お店がどうやってできあがるのかを知ることができ、陳列方法などもここで学びました。6月から道央エリアの小樽店に配属になり、2年目からは旭川店に異動して店長代理になりました。「代理」ではありますが、初めて“店舗を持つ”という経験をさせてもらい、ドキドキしたのを覚えています。3年目には札幌で店長になり、8店舗を担当するという経験もしています。4年目からは、複数店舗をマネジメントした経験を活かしてSVになり、現在に至ります。

I.Mさんのキャリアの歩み 】

入社1年目 大阪の大阪梅田店に配属、
6月に北海道・道央エリアの小樽店に異動。

入社2年目 北海道・旭川店の店長代理に就任。

入社3年目 北海道・札幌店の店長に就任し、
近隣の8店舗の運営も担当。

入社4年目 店長からSVに昇進。

想像していた通りにキャリアを歩めていますか?

私は想像以上のキャリアを歩めていると思います。
まさか3年目で8店舗を担当させてもらえるとは思っていませんでしたし(笑)。
でも、この経験があったからこそ、今のSVというポジションにスムーズに挑戦できたと思います。若手のうちから影響力や売上が大きなエリアを任せてもらえて、困ったときには先輩たちがサポートしてくれます。帰省の際に友人と仕事の話をすることがあったのですが、私の年齢でこのような権限を持たせてくれて、大きな経験ができていることは当たり前じゃないんだと、つくづく感じました。大創産業でのキャリアアップのスピードは、他と比べても早いと思います。

キャリアアップの中で悩むことはありましたか?

一番大変だったのは、2年目の旭川の時です。まだ入社間もない私が店長代理として赴任して、「私にできるだろうか」と、不安もありましたから。
さらに、当時の旭川店はサポートが行き届いていなかったこともあり、スタッフさんとのコミュニケーションの面で苦労したのを覚えています。お互いに探り探りでいるところがあって、それがなかなか結果に結びつかない要因にもなっていました。

どうやって乗り越えたのですか?

大創産業の行動指針にある「敬意と感謝」を一番に意識しました。ダイソーで働いてくれているのは当たり前なことじゃないんです。
もしかしたら他の会社の方が待遇も良いかもしれないし、楽かもしれない。それでもダイソーを選んでくれたことに、敬意と感謝の気持ちを持つことが重要だと思ったんです。
だから日々の会話の中でも「ありがとう」と、感謝の気持ちを伝え、『一緒にやろう』と言葉と態度で伝え続けたら、いつの間にか一体感も生まれました。中には、1人暮らしの私のためにお弁当を作ってきてくれる、母親くらいの年代のスタッフさんもいました。先輩にもたくさん相談しましたが、スタッフさんの支えが、不安を払しょくする一番の力になってくれました。

成長するために学ぶ環境が
とにかく整っている。

どのようにスキルを身に付けたのですか?

1年間に4回の研修があるなど研修制度が充実していますが、それ以外にも職域を超えた学びの場面がたくさんあります。
例えば、私が以前に所属していた大阪梅田店は旗艦店として全国からスタッフが集まっていて、様々な分野のプロフェッショナルな先輩たちから、職域を超えて様々なことを教えてもらいました。当時、キッチンのバイヤーをされていたK先輩からは陳列方法でアドバイスをいただいて、それが今も仕事の中に活かされています。
商品をシリーズや用途でまとめることがあるのですが、その時々の時世からタイムリーなカテゴリーをつくってまとめる方法など、とても勉強になりましたね。

違う職域の方からも学べるのですね。

そうなんです。職域とか関係なく、みなさん気さくで話しかけやすく、面倒見の良い方たちばかりなんです。当時、5名の新人が大阪梅田店にいたのですが、新人の誰かが質問すると、自分の手を止めて、質問した人のペースに合わせて丁寧に教えてくれました。
旗艦店なので先輩たちも忙しいはずなのに、とてもありがたかったです。今はSVとして複数のスタッフを見る立場ですが、今度は私が後輩たちにそうしてあげたいと思っています。

キャリアアップに役立つ制度などはありますか?

日常業務で必要な店舗運営の仕方や、SI値といった専門用語などは、研修制度でしっかり学べるようになっています。中でも私は、『グロービス学び放題』がとてもありがたいと思っています。
3,900本以上の様々なビジネス動画がいつでも見放題なのですが、直接的なビジネススキルはもちろん、メンタル系のものもあれば、社会情勢のものもあります。
相手を傷つけずに伝える「サンドイッチ手法」などは、店長やSVというポジションになってからも役立っていますし、普段のコミュニケーションの中でも活かせています。

フォロー体制などはどうですか?

人事部の方たちからも研修以外でのサポートがあって、新人の時はとても助かりました。入社1年目の時は、業務日誌をメールで送る際、CCに人事部を入れるのですが、業務日誌の内容についてアドバイスをもらえることがあるんです。
人事部の方もみんな現場を経験しているので、経験に基づいた的確な助言をしていただけることがありがたかったです。今でも「これって誰に相談すればいいんだろう」と迷った時は、人事部の方たちに聞けば親切に教えてくれますし、専門の部署につないでくれることもあります。
入社時だけでなく、その後もきちんとフォローしてくれる体制があるのはとても良いことだと思います。

影響を受けた先輩・上司はいますか?

新人の時からお世話になっている2つ上の先輩や、バイヤーの先輩などたくさんいるのですが、一番影響を受けるのはスタッフさんなんです。色々なことを知っていて勉強になるベテランさんもそうですし、新人スタッフさんが成長する姿は、とても刺激になります。
また、「一緒につくる」という意識を共有できた時は、お店の雰囲気が変わり、結果も出てきます。旭川店の時の話ですが、みんなで協力して会社が押す「だんぜん商品」のランキングでエリア最下位から1位になった時や、売場の状況を点数化したQSCを68点から100点に伸ばすことができた時などは、私も大きな自信を付けさせてもらえました。

もっと気持ちよく働ける環境を
自らの手でつくりたい。

キャリアアップにつれて、大切にしていることに変化はありましたか?

敬意と感謝を一番大切にしていることに変化はありませんが、地区部長から教えていただいた「背中を見せる」ということも意識しています。
大創産業には現場・現実・現物を大切にする3現主義という言葉があるのですが、これにも通じる考えです。スタッフさんにお願いするときも、まずは自分がやって見せることがスタッフさんからの信頼を得るためには大切だと思います。キャリアアップにつれて現場から離れていくことが多くなると思いますが、これを丁寧に行っていくことが良いお店をつくるためには重要だと思います。

「一緒につくる」という意味でも大切なことですね。

SVという立場で複数店舗を見ていますが、当然ながら、お店の運営はスタッフさんの協力があって初めて成り立ちます。だからこそ、スタッフさんとの信頼関係は最も大切だと思います。
現場に顔を出さない上司と、例え5分でも一緒に現場の仕事をしながら伝える上司とでは、言葉の受け取り方も違ってきますよね。実は、先ほど言ったグロービスを私が熱心に見るようになったのも、地区部長の背中を見たからなんです。
この制度が始まった当初は、利用を推奨されてもそこまで熱心になれなかったのですが、若手よりも忙しいはずの地区部長の視聴時間が一番であることを知って、私の意識・行動も変わりました。言葉だけでなく、行動でも示さないといけないと気づかされた出来事でした。

今後の目標について教えてください。

大きく分けて2つあります。1つ目は現場でのキャリアアップの目標で、まずはエリアサブマネージャーを目指しています。
2つ目は、本社に業務改善部という部署があるのですが、将来的にそこで活躍できればと考えています。現場で働く中で、労働環境をもっと整えていくことが大切だと感じるようになったんです。お客様に一番に接するのはスタッフさんなので、スタッフさんがもっと気持ちよく働くことができれば接客の面でも大きく変わると思うんです。そう思うようになったのも、現場の経験があるからだと思います。

これから入社される方に、伝えたいことはありますか。

これを読んでいる方も、これまでアルバイトなどで嫌な思いをしたことがあるかもしれません。その嫌なことは、労働環境を変えれば変えられることもあると思います。
私は、一緒に働くスタッフさんが、毎日、張り切って、胸を張って仕事に取り組める労働環境をつくっていきたいと思っています。
そう思うようになったのは現場での気付きだけじゃありません。自分たちの手で環境すら変えていけるチャンスが、大創産業にはあるからです。学べる環境もフォロー体制もしっかりあるから安心してください。ぜひ一緒に働きましょう!私の思いに賛同してくれる方と一緒に働けたら、さらに嬉しいです(笑)。

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