2023.07.18

縁の下の力持ち、
そして“最大の脇役”として。

3000以上ある全国の大創産業の直営店舗を支える、縁の下の力持ちである経理課!通常とは少しイメージが異なる、大創産業の経理職ならではの魅力について、経理課課長のM・Kさんにお話をお伺いしました。

財務経理本部 経理課 課長 M・Kさん
2014年に大創産業に中途入社。前職の事務経験を活かし、大創産業に入社後は、係長、担当課長とキャリアアップを重ねる。現在、財務経理本部の経理課課長として、経理部を超えた様々な取り組みにも参加している。

自分の仕事を実感できる環境で
経理スキルもキャリアも向上

前職でも経理の仕事をされていたのですか?

前職では在宅介護支援の事務員として10年程勤めていました。経理や総務の仕事など、いろいろと幅広くやらせてもらっていく中で、経理という仕事に特に興味を持つようになったんです。
そこで、経理のスキルをもっと積める環境に身を置きたい!と思うようになり、営利を目的とする会社に転職しようと考えるようになりました。

大創産業に転職を決めた理由はなんだったのでしょうか。

転職を決意した当時は、今みたいに“女性活躍“の風潮がまだまだない時代でした。いろいろな企業の面接を受けていく中で、30代前半くらいの男性を求めている企業が多かったんです。
でもそんな中、大創産業は当時から性別を問わずに募集をしており、当時の私をしっかりと見て、判断してくれました。ここしかないという想いもあって、大創産業に入社を決めました。

経理という仕事のどこに興味を持ったのでしょうか?

いろんな部署と連携を取りながら、黙々と業務を遂行し、様々な数字を扱っていくことが、私自身の性に合っていたんだと思います(笑)。会社の経営方針に関わるので、責任は重大ですが、やり遂げれば大きな達成感を得られるということも経理職の魅力ですね。
前職は一般社団法人だったので、「利益や決算結果がどうだ」とか、「経営陣の考えはこうだ」っていうことが表立って出にくい環境でした。
経理職として、自分の対応した書類が会社全体に出るのを見てみたい!という想いが芽生えたのも転職を決めた理由の一つだったのかもしれません。そういった面でも大創産業では、会社全体に決算結果や経営陣の考えを伝えてくれるので、理想の環境でした。

Mさんも入社時に店舗経験はされたのですか?

もちろん経理職を希望する場合でも、最初の約一ヵ月の店舗研修はあります。ですが、私が入社した当初は、まだまだ人員が少ない時代だったので、即戦力として経理部に配属されました。経理部では業務上、店舗運営の方ともいろいろとお話をさせていただく機会があります。
店舗経験をしていないと、どうしても想像の中で話をしなければいけないので、経理職を希望される方も、店舗研修をしていた方がイメージはつきやすいと思います。私自身も、当時そういった体制であったなら、店舗研修は受けてみたかったですね。

イレギュラーな問い合わせにも対応
経理のプロフェッショナル

経理部としての業務内容を教えてください。

基本的な業務として、店舗周りの家賃や光熱費、保守・点検費用などの経費の支払い、そしてインショップ(ショッピングセンター内に出店をしている店舗)で発生するお金周りの管理、もう一つは全国の店舗で活躍している社員・スタッフさんの経費精算の対応があります。
その他にも、日々の請求や月次決算・決算締めなど、経費処理を含む経理業務全般を行っています。私自身は課長職に就いているので、同じ所属の社員やスタッフさんが対応した業務のチェックや各部署からの日々のいろいろな問い合わせ対応も行っています。

店舗からの問い合わせはどういった内容なのでしょうか?

基本的に経理課は店舗の第一窓口にはなっていません。必ず間に所管部が入り、そこで対応しきれないものを経理部に連絡してもらうという流れになっています。
その所管部から「こういうイレギュラーな場合はどう対応したら良いですか?」という形で相談がくるイメージですね。例えば、「なぜ経費精算が差し戻しになってるんですか?」「間違ってこういう処理をしてしまったんですけど、どう対応したらいいですか?」…というような問い合わせが入ります。

経理課での一日の過ごし方について教えてください。

まず、朝出社したらメールのチェックをして、急ぎの案件が入っていないか確認をしています。その後に、日々上がってくる請求書や電子請求書の内容チェックと承認作業をしています。
課内のスタッフさんの定時内は、そこからは問い合わせを受けたり、MTGを挟んだりしながら時間が過ぎていき、スタッフさんの定時後は、またメールのチェックやシステム変更の対応など、集中してやりたい業務を行って一日が終わります。

デスクの前だけに留まらない
毎日飽きることのない仕事

どんなところに仕事の面白さを感じますか?

大創産業は出店数が多く、従業員も多いので、日々動きがあります。一年前にやっていたことが今は通用しないということも少なくありません。常に新しい情報だったり、やり方だったりが変わっていくので、飽きることはまずないですね。
また、システム改修の際には、自分が持っていないような法律の知識が必要になってくることもたくさんあります。自分が得た法律の知識を、上司と模索しながらシステムに落とし込み、上手く運用が回り始めると、よかった…!という安堵や達成感・やりがいを感じます。

システム改修というとどういったことをされるのですか?

2018年頃まで、大創産業では経費精算を紙で運用していたんです。全国の店舗から本社に紙で届いて、それをパチパチとパソコンに入力してチェックをかけていました。
それをどうにかクラウド上で電子化できないかということで、2018年にプロジェクトが始動し、ベンダーさんや関連部署の方と模索しながらシステム改修を行い、クラウド上で管理できるようにまで辿り着きました。
プロジェクトがスタートして今で4年程ですが、うまく運用することができています。他にも、最近の新しい取り組みとして、電子請求書の受け取りシステムの導入も進めています。

通常の経理職のイメージとは少し異なるのでしょうか?

そうですね、経理職のイメージというと、黙々とデスクに向かって、ずーっと電卓を叩いている…という姿を思い浮かべる方も多いかもしれません。
でも、私の場合はほぼデスクにはいないので…(笑)。少し珍しいかもしれませんが、他部署との関わりが多いというのも、大創産業の特徴の一つかもしれません。日々同じことの繰り返しではなく、自分次第で、いろいろな業務にも参加していくことが可能です。

仕事の厳しさ・大変さについても教えてください。

経理の仕事は間違いがないのが当たり前で、支払い遅延を起こさないとか、誤って支払わないとか、そういった+αを求められる仕事です。
正しく計算ができていても、期日を守らなければ、会社の信用を落としてしまうことになりかねません。そういった部分は、同じ所属のメンバーと共有しながら、肝に銘じて仕事をしています。

今までの固定概念を捨てることで
様々なチャンスが巡ってくる

大創産業の中での経理部の役割はなんだと思いますか?

上司がよく言っていた言葉なのですが、私たちの仕事は、「縁の下の力持ちであり、最大の脇役」です。
表に出ることはまずありませんが、如何にフロントに立つ人たちが、自分以外の仕事を考えずに最大限の力を発揮できるように、そしてトラブルを招かないように支え、バックアップしていけるかが重要なんです。

改めてどういう人物像が、経理部で活躍できると思いますか?

大創産業は、いい意味でも悪い意味でも他と違うと思うんです。だからこそ、前の会社はこうだったからとか、私はこういうやり方をやってきたからとか、そういう今までの固定概念は捨てて入社していただいた方が当社では活躍いただけると思います。
逆に、新しい場所でいろいろなチャレンジがしたい!そのために努力して相違工夫して取り組んでいきたい!そんな人にはいろんなチャンスが巡ってくる場所だと思います。

経理部ではどういったキャリアを描くことができますか?

経理の仕事は敷居が高いわけではないので、経験者ではなくても希望さえすれば挑戦できます。現に、現場から経理課に配属になった社員もたくさんいます。
やってみたいという想いさえあれば入り口に立つことができます。そこから本人が努力をすれば、知識も身に付いていくし、日々の会計処理から決算対応までさせてもらえるので、そういったスキル・能力がどんどん上がっていきます。努力すれば、私の様に元々事務員だったのが大創産業の総合職として入社して、課長にまで就くことも可能です。
大創産業は学歴や今までのキャリアを、あまり重要視せずに今の自分を見てくれる会社です。だからこそ、中途入社の方も、キャリアチェンジして経理課に入りたいと思っている方も活躍するチャンスがあるはずです。

最後にこれから入社される方に、メッセージをお願いします。

「こうすることですごく楽になるんですけどどうですか?」と相談すると、「やってみたらいいよ!」と、すぐに言ってくれて、受け入れてくれる上司や仲間が大創産業にはたくさんいます。
失敗することは誰にでもあるし、失敗することは悪いことではありません。失敗を恐れずに、興味があることはどんどん一緒にやっていきましょう!まずは、チャレンジすることが大事だと思います!

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