2023.07.18

新規オープン&店舗維持に欠かせない
店舗づくりのスペシャリスト。

3人の子どもを育てる主婦の一面を持ちながら、数多くの店舗を生み出し続けているN.Aさんは、全くの未経験から店舗づくりの仕事に挑戦し、その魅力に惹かれ続けているそうです。そんなN.Aさんに施設管理部の面白さ・働く環境について伺いました。

施設管理部 N.Aさん
2014年に大創産業に中途入社。中四国・近畿エリアのDAISO、Standard Products、THREEPPYの店舗づくりや既存店の管理を担っている。

ストレスを感じない
店舗づくりを目指して

施設管理部ではどのような業務を行っているのでしょうか?

施設管理部は、店舗を運営するにあたって、お客様がお買い物を楽しんでいただける環境やスタッフさんがストレスなく働ける環境をつくり、それを管理している部署になります。『東日本施設管理課』、『西日本施設管理課』、全部で2つの課があり、私はその中の西日本施設管課に所属していて、中四国及び近畿エリアのDAISO店舗と、Standard ProductsやTHREEPPYの店舗を担当しています。具体的な業務内容については、大きく分けて2つあります。

その2つとはどういった業務なのでしょうか?

まず一つ目は、新店舗づくりです。出店場所が決まれば、開発営業の担当者と、店舗の工事をしてくれる協力業者様たちと一緒に現地調査を行い、その調査をもとにオープンまでのお店づくりに携わっていきます。

新店舗づくりにはどこまで携われるのでしょうか?

オープンまでのすべての工程に携わることができます。まずは、開発営業が持ってきた物件の現地調査を行っていきます。その際には、現場の写真などを撮影しながら、実際に店舗で働くことを想定しながら、店内のイメージを膨らませていきます。
その調査結果を持ち帰り、オープン日までを逆算してスケジューリングしていきます。建設途中や竣工時など、現場にも何度も足を運び、様々な部署とも連携を取りながら進めていきます。だからこそ、オープンまでこぎ着けた時の達成感はかなり大きいですね。

二つ目の業務について教えてください。

二つ目は、既存店舗のメンテナンスです。
店舗のスタッフさんたちから、設備トラブルなどの連絡を受けて、協力業者様に依頼し工事完了まで持っていきます。

ロケーション毎に異なる
解決策を生み出していく

この仕事のやりがいはなんでしょうか?

「買い物がしやすいお店ですね。」と言われると、すごくやりがいと達成感を感じます。稀に、自分がオープンまで担当した店舗の感想をSNSなどで書いてくれているお客様がいらっしゃるのですが、細かい部分まで見てくださっていて驚くことがあるんです。
もちろん、商品がメインですが、設備や内装についての感想をいただくと、頑張ってよかったなと思います。そういった声を励みに、今よりもっとお客様が居心地よくお買い物ができ、スタッフさんが安心・安全に働ける、お店を作っていきたいですね。

大変に感じることはありませんか?

コンビニのように、同じ坪数で同じ形で、というわけにはいきません。1店舗毎のロケーションによって内装は全く違ってきますし、インショップなのか、ロードサイド店舗なのか店舗の形態の違いでも大きく変わってきます。
これまで培ってきたノウハウを活かしつつも、毎回ゼロから店舗を作っていく感覚なので、大変ではありますが、自分たちで考えていける面白さも大きいです。

今まで携わった中で想い出に残っている店舗はありますか?

思い入れがあるのは、“Standard Products 広島八丁堀店”ですね。今までの中で一番苦労しました。銀座、梅田、京都の店舗に続く広島で初のStandard Productsのオープンというプレッシャーもそうですが、地元広島ですし、すごく良い立地だったので周りのおしゃれな店舗と揃えるように、外観にもこだわっています。
何度も視察に足を運び、できる限りのことを行いました。オープンまでの間、様々なトラブルもありましたが、店舗が完成して、オープン後に、テレビで取り上げられ、お客様のインタビューやSNSでの声を聞いたらこみ上げてくるものがあり…。頑張って良かったと心から思いましたね。

女性目線を活かした
店舗づくりも今後の目標

施設管理部としてのミッションはなんだとお考えですか?

先程も少しふれましたが、やはりDAISOやStandard Products、THREEPPYの店舗にお客様がいらっしゃった時に、「買い物しやすいお店だよね。」と言われるように、そして、スタッフさんたちが働きやすい環境を目指した店舗づくりを行っていくことがミッションだと考えています。
それが、今の私自身の使命のようにも感じています。

大創産業における施設管理部のポジションとは?

施設管理部は日々、店舗づくりや店舗のメンテナンスを行っているので、多くのお金を投資する部署です。そのため、投資コストに対して調整しながら行うことが求められます。
電気代を下げる提案やSDGsの情報収集などは当然重要になってきます。私たちの部署は他社や自社の様々な部署と連携を取ることができるポジションでもあるため、情報収集なども行いつつ、コスト削減という面に関しても、貢献していくことが会社から求められているのではないのかと思っています。

施設管理部の今後の動きについて教えてください。

部署としては繰り返しになりますが、買い物がしやすい店舗づくりを行っていくことをこれからも目指していきます。
私個人の目標としては、女性目線ならではの意見を店舗づくりに取り入れていきたいと考えています。例えば女性用のトイレをもっと充実させたり、ベビーカーでも安心して入れるような店舗づくりを行ったり…。そういう女性ならではのポイントを大創産業で活かすことができたらと考えています。

女性目線を取り入れるのは面白そうですね。

それは店舗づくりに限ったことではなく、女性従業員の働く環境面についても同じ想いがあります。今、大創産業では女性従業員も数多く働いているので、女性ならではの悩みやキャリアに関する不安な点などもたくさんあるはずです。
いち早くキャッチしてこちらから発信していくような取り組みにも、女性代表として部署を超えて挑戦していきたいと思っています。

店舗を生み出す面白さ
好奇心を実現できる魅力

施設管理部で活躍する上で必要な資格やスキルはありますか?

必要な資格やスキルは特にありません。私自身も、全くゼロからのスタートでしたので安心してください。入社してから日々勉強していく大変さはありましたが、一つの店舗を作る面白さを知ってしまうと、そういったことは全く苦にならなくなりました。
推奨として、“宅建”や“カラーコーディネーター”、“照明士”などの資格がありますが、資格支援制度もありますので、入社してから取得を目指していただいても問題ありません。後々それらの資格を取っていくことで、キャリアアップに繋げることも可能です。

女性の方でも活躍しやすい環境ですか?

もちろんそう思います。私は子どもが3人いるのですが、学校行事や子供の体調が悪くお休みをいただくとき、上司の方たちや周りの方たちも、一切嫌な顔をせず、良くしていただけるので、すごくありがたいですね。
私のような子育てをしながらでも活躍しやすい環境が大創産業にはあるので、女性の方も安心してチャレンジしてください。

最後にこれから入社される方たちにメッセージをお願いします。

アンテナを張っている方や新しいことが好きな方にとっては、すごく向いている仕事だと思います。もちろん、経験や資格があれば、より楽しめる仕事だと思いますが、それ以上に、自分の好奇心を実現できるチャンスの多い仕事です。
お店づくりに興味をお持ちの方にはぜひ挑戦してみて欲しいですね。新しい店舗を作った時の達成感はすごいので、一度私たちと一緒に味わってみてほしいと思います。

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