採用担当として大創産業への入社を志望する方と関わることが多いIさん。実は、新卒採用の他に幅広い採用業務の経験を持っています。そんなIさんがどんな方なのかをご紹介します。
グローバル人事総務法務本部 グローバル人事部 グローバル採用課 主任 I・Tさん
入社13年目。店舗運営、システム関連や総務・庶務など様々な業務を経験する中で、ダイソーグループの特例子会社「ダイソーウイング」で障がい者雇用に長年携わる。現在は新卒採用をメインに、グローバル採用など、様々な採用業務を手掛けている。
Iさんの入社のきっかけを教えてください。
入社のきっかけは2つあります。1つ目は、学生時代に韓国語を学んでいたので、海外展開をしている企業に興味があったからです。10年以上前ですが、当時から大創産業は海外展開をしていたので、いろいろなチャンスがありそうだと感じていました。2つ目は、新卒採用時の最終面接で、大創産業の創業者・矢野博丈と出会ったことです。2つ目の創業者との出会いが、大創産業に入社する一番の決め手になりました。
どのような出会いだったのですか?
当時、最終面接は集団面接でしたが、その面接官の中に創業者の姿がありました。面接では韓国語などを積極的にアピールしたのですが手応えがなく、「失敗したな」と、かなり落ち込みました。面接が終わって帰る前にトイレに寄ったのですが、偶然、創業者が入ってきて、すれ違いざまに「カムサハムニダ(韓国語で“ありがとう”の意味)」と声をかけていただいたんです。たくさんの応募者がいる中で私のことを覚えていてくれたことが、落ち込んでいたこともあって素直に嬉しくて(笑)。創業者の温かい人柄に直接ふれたことで、「この会社で働きたい」と思ったんです。その後、ご縁があって入社できた時は、本当に嬉しかったです。
それは印象に残る出来事ですね。
他社の採用選考では1人の応募者が発言したことまで覚えていただけているということがなかったので、印象的でした。入社してからも感じるのですが、これだけたくさんの従業員がいてもその一人のことをきちんと覚えていて、名前で呼んでくれるんです。目上の方が自分のことを見てくれていると「頑張ろう」と思えますよね。大創産業の素敵な社風だと思います。
採用担当として、普段はどのようなお仕事をしているのですか?
メインは新卒採用ですが、もともとダイソーウイングで障がい者雇用を10年以上担当していたこともあり、現在もそれらに携わりながらグローバル採用なども行っています。新卒向けの説明会から面接・内定の通知や入社式など、採用に関する一連の流れに携わりますので、この記事を読んでくれているみなさんにお会いする機会が多いと思います。
新卒採用に挑戦するきっかけがあったのですか?
長年携わってきた障がい者雇用を極めるという気持ちもありましたが、上司から「専門家もいいけれど、これからの変化の時代に対応できる人材に成長することも必要だよ」という言葉をいただいたんです。私自身もこれから先のキャリアを考えはじめたタイミングだったこともあり、チャレンジしようと決意しました。変化のある環境の方が、より成長できますからね。
現在、海外戦略に力を入れているようですが、採用に影響はありますか?
たしかに、現在はアメリカ市場での成長に力を入れるなど、海外戦略を強化していますので、グローバル視点も大切な要素の一つではあります。ただ、それよりも「ダイソーのことを好きかどうか」という部分と、大創産業が求める人物像にマッチしているかどうかが重要だと思っています。お互いに気持ちよく働くために、この点を重視した選考を行っています。
求める人材について、詳しく教えてください。
自分で考えて行動できる「自律・自考」と、仲間と支え合う「協働」という意識を持っている方です。この考えを大創産業では大切にしていますので、応募される方はこの観点からもご自身のことを振り返ってみてください。それから、商いが楽しいと思えないと入社してからミスマッチを起こす可能性があります。その反面、販売戦略を考えるなど、商いが好きな方なら存分に楽しめることがたくさんありますよ!
Iさんも商いが好きだったのですか?
大好きです!幼稚園の時に話が遡りますが、その時に農業祭というイベントに参加して、自分たちが収穫したネギやサツマイモを販売するという経験をしたんです。その時の光景を鮮明に覚えていて、買ってくれた人が喜んで「ありがとう」と感謝してくれるのがとにかく嬉しかったんですよね。この商売の原体験とも言うべき経験から、私は商いが好きになりました。
入社のきっかけに「海外への興味」があったと思いますが、今も変わりませんか?
もちろん、海外への興味はなくなったわけではなく、チャンスがあればチャレンジしたいと今でも思っています。ただ、様々な人との出会いや仕事を経験したことや、現在は人事に関わっているということもあり、採用や育成といった「人に関わる仕事」を続けていきたいと思うようになりました。私は、働くうちに挑戦したいことが変わっていきましたが、これって誰でも起こりうることだと思います。ちなみに先日、グローバル採用に関連して韓国でオンライン説明会を行ったのですが、そこで韓国語を少し話す機会がありました。海外という意味では、入社時の思いが実現できた出来事かもしれません。
たしかに、夢や目標は変化していくことがありますよね。
そうなんです。大創産業はグループも含めて様々な事業があり、業務の幅がありますから、たとえ入社後に夢や目標が変わっても安心です。たくさんの選択肢があるから様々な挑戦もできます。私は人に関わる仕事の延長線で、いつか従業員の満足度を上げる取り組みにも挑戦したいと思っています。それから、もっと多様な方たちが働きやすい環境にアップデートしていきたいです。出来ることがたくさんあるから、挑戦したいこともどんどん増えています。
Iさんが大切にされている想いや座右の銘などがあれば教えてください。
創業者の言葉に「ありがとうは魔法の言葉」という格言のようなものがあり、私はこの言葉を大切にしています。常に感謝の気持ちを持つことで、自分自身も前向きになれるし、成長することができるんです。たとえば、異動の話などもそうですが、希望と違うからといって否定していたら、成長の機会を逃してしまうかもしれない。どんなことでもまずは感謝して受け止めることで、成長できることはたくさんあります。
マイブームや趣味があれば教えてください。
趣味はダンスです!中学生の時に、TV番組でお笑い芸人さんが踊っている姿を見て、ダンスに夢中になりました。それから20年近くダンスを趣味にしていて、今でも踊っていますよ(笑)。子どもが2人いるのですが、好きな曲がかかると踊り出すので、一緒に踊ることもあります。気持ちをリセットする意味でも、何らかの趣味を持っているといいですよね。私はダンスですが、食べることでも何でもいいから趣味を持っておくことをオススメします!
最後に応募者の方に向けてメッセージをお願いします。
今後ますますグローバル展開が期待できるので、世界で活躍する舞台がこれからさらに広がっていくのではないでしょうか。平均年齢が35.4歳という非常に若い組織なので、若手が様々な責任ある立場にチャレンジしやすいのも当社の特徴です。私も入社2年目からダイソーウイングで新しい挑戦をさせてもらいましたし、若いうちから成長できる機会がたくさんあると自負しています。困ったときは上司や先輩に気軽に相談できる社風なので、挑戦もしやすいと感じるはずです。
また、安心して子育てができる環境であることもお伝えしておきたいですね。私は子どもが2人いると先ほど言いましたが、子どもと一緒にご飯を食べたり、お風呂に入ったり、妻と保育園の送り迎えを分担するなど、積極的に子育てに関わることができています。そういった従業員への配慮があるので、長く働きながらじっくりとキャリア形成ができると思います。ぜひ、大創産業で理想のキャリアを築いてください!