2023.07.18

漠然とした海外への夢を
具体的な目標に導いてくれた。

海外に関わる仕事がしたいとう漠然とした思いからキャリアをスタートさせたS.Tさん。大創産業の文化に触れ、上司・教育制度の支援を受ける中で、その目標がより明確になってきたそうです。どのような成長の過程をたどったのかを伺いました。

店舗運営部 S.Tさん
広島県出身、2020年に新卒で入社。学生時代のサークル活動から海外に関わる仕事がしたい”と思うようになり、海外出店を加速している大創産業に入社を決意。南関東地区・東京エリアで店長として奮闘しながら、教育支援を利用して目標に向けて日々成長中。

「英語」と「販売」で選ぶなら
大創産業以外にないと思った

はじめに、大創産業に入社した理由を教えてください。

学生時代に、留学生の日本滞在をサポートするサークルに在籍していたんです。そこでの経験から、海外に関わる仕事に興味を持つようになりました。
それから販売のアルバイト経験も活かせたらといいなと。『英語を活かす』と『販売の仕事』という軸で就職活動をする中で、日本の小売業代表として積極的に海外展開を行っていた大創産業を知り、とても魅力を感じて応募しました。

「海外」と「販売」なら、他社という選択肢もありそうですが。

ダイソーは、学生のときからよく利用していましたが、他と比較してもとにかく店員さんが明るいのが印象的だったんです。通りすがりに気持ちよく挨拶をしてくれるし、今はコロナ禍でできないですけど、お釣りを渡してくれる際に両手を添えるなど、価格や使った金額に関わらず、丁寧で素敵な接客に好印象を持っていました。

なるほど。それでは現在担当している仕事について教えてください。

マチノマ大森店と戸越銀座店の店長をしています。実際に売り場に出ながら、売上・在庫・人員の管理など、店舗運営業務全般を手掛けています。店長として売上を伸ばすことは当然ですが、私はスタッフさんの働く環境を整えることが一番のポイントだと思っているので、「売上を伸ばす」と「働く環境を整える」の2つを軸にお店全体のコンセプトづくりをしています。

「働く環境を整える」とは、どういうことですか。

店舗によってサービスに違いが出ないようにマニュアルを作り、業務の標準化を目指しています。これはサービスの質を整えるだけでなく、業務の属人化を防ぐ狙いもあります。
例えば「店長に聞かないとわからない」という状態だと、私がいなければスタッフさんが迷い、不安に思うことが増えてしまいます。でも、きちんとルールを定めていれば、現場で判断できますよね。“私がいなくてもスタッフさんが困らない”という状態が理想です。

「売り場はみんなでつくる」
大創産業の文化に触れた瞬間

仕事を行う中での苦労や、悩んだことはありますか。

スタッフさんとのコミュニケーションです。実は、店長就任早々に「店長が何を言っているのかわからない」と、スタッフさんに言われたことがあって。今だから言えますけど、当時の私は店長という意識が強く、指示も曖昧だったと思います。それに「わからないのはスタッフさんの理解力の問題」と、勘違いもしていました。それで次第に、思った通りに動いてくれないことが増えてきてしまったんです。

何があったんですか?

ある時、売場の棚が空いていたので「これとこれを発注しておいてください」と指示を出したのですが、商品が陳列された棚を見ると、お客様から見て楽しい売り場になっていない。
そこで「発注してって言ったけど、この売り場じゃダメだよ」と伝えると、「店長の指示通りに発注したのに、何がいけないんですか?」と、強く言われてしまったんです。どうやって売場に組み込むかなど、具体的なことを伝えていない私が悪かったのですが、ショックでした。“自分の伝え方に問題があるのかな”と思うきっかけになりました。

その状態をどうやって乗り越えたんですか。

大創産業にはもともと「みんなでやろう」という雰囲気があるのですが、今はそれをより一層感じています。スタッフさんからも「こんな商品が流行っていますよ」「タレントとコラボした商品がでますよ」とか、意見やアイデアをいただくことが増えました。今はそういったアイデアから一緒に売り場をつくっています。その売り場で売上や客単価が上がると、やっぱり嬉しいし、モチベーションも上がります。

ちなみに「楽しい売り場」とはどういう売り場なんですか。

ダイソーにはたくさんの商品がありますが、商品一つひとつはどの店舗でも同じです。大切なのは、地域のニーズに見合った品ぞろえや陳列になっているか。
例を挙げれば、お子さんの多い地域であれば、ベビーグッズの近くに玩具を置く。商品が見えやすく、買いやすくするVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)を意識した売り場です。地域の特色を知るために近くの商店街を散策して、「どんな人がいるか」「何を買っているか」「どんな服装をしているか」などを観察することもあります。そうすると、店内ではわからない新しいニーズにも気が付きます。

VMDなどは、どうやって学ばれたのですか。

3,900本以上の様々なビジネス動画が見放題のGLOBIS学び放題や書籍を要約してくれるフライヤー(flier)など、社内の教育支援を利用しています。特にGLOBIS学び放題との出会いは、人生が変わるほどのものでした。
コミュニケーションやVMD、その他にもデジタルマーケティングなどの動画をYouTubeを観るような感覚で視聴しています。仕事に対する考え方も変わりましたし、自分に足りないことをたくさん学べています。

デジタルマーケティングで
世界展開を加速させたい

将来の目標に、変化はありましたか。

海外事業で活躍したい夢は変わっていませんが、今はGLOBIS学び放題で学んだデジタルマーケティングを活かして新規事業に挑戦したいと思っています。大創産業の2030年ビジョンに向けて海外展開は大切な柱ですが、そこにはデジタルマーケティングも必ず必要になります。
漠然と海外に関わる仕事がしたいと思っていましたが、デジタルマーケティングを知ったことで、世界で活躍する目標がより具体的になりました。デジタルマーケティング分野で、社内のパイオニアになりたいと思っています。

これから入社される方に、伝えたいことはありますか。

上司のアドバイスの一つに「やってみないとわからない」という言葉があります。社内ではとにかくスピーディーで物事が進み、成長のチャンスをたくさんくれます。“みんなでやろう”という社風もあるので、仲間と一緒にやるからこその新しい発見がきっとあると思います。
足りないことがいつでも学べる教育支援もあるし、会社や人事もキャリアアップをサポートしてくれる。私のように、目標や夢も、より具体的になると思いますよ!

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