2023.07.18

CROSSTALK
異なる二人が気づいた
共通する“大切なこと”

毎月約1200アイテムの新商品が誕生しているダイソーで、商品開発を支えているのが商品本部。今回はそんな商品本部で活躍中のNさんとHさんに、対談形式でインタビューを実施。異なる理由、異なる時期、異なる場所で働いてきたお二人ですが、商品本部で働く中で気づいた“大切なこと”が共通していました。

 

目次

  • お二人は入社時に希望していた職種はありましたか?
  • 店舗運営からのスタートだったと思いますが、どんな気持ちでしたか?
  • 店舗運営時代に経験したこと、学んだことで印象に残っているものはありますか?
  • 商品本部でどんな仕事に携わっていますか?
  • 今のお仕事でどんな時にやりがいを感じますか?
  • 逆に「この仕事、難しいな」と感じる瞬間はありますか?
  • お二人が仕事で大切にしているものは何ですか?
  • お二人から見た大創産業という会社の魅力ってどんなところですか?
  • 最後に未来の後輩たちへのメッセージをお願いします。

 

商品本部 商品3部 N・Tさん(入社3年目)
「世界中の人々の生活をワンプライスで豊かに変える」という社是に共感し、入社を決意。北海道で店長として経験を積んだ後、2023年5月より商品本部でディストリビューターとして活躍中。
商品本部 商品3部 H・Wさん(入社4年目)
留学先で出会ったダイソーの価格・品揃えに感動し、大創産業に入社。2023年2月より商品本部で筆記用具や書籍、ノートなどの文具を担当するバイヤーとして活躍中。

 

店舗運営の経験が、
その先のキャリアに活きる。

 

お二人は入社時に希望していた職種はありましたか?

私は日本と比べて物価の高いオーストラリアに留学していた時に、海外でも色々 な商品が安く揃っているダイソーに感動して、海外での店舗運営に関われる海外事業部か、商品を作るバイヤー職のどちらかを希望していました。
Nさんはどうでした?
私も最初はバイヤーでしたね。
大創産業の社是に共感して入社したので、それを体現できるのはバイヤーだと思っていたので。
でも元々ホテルでアルバイトをしていたこともあり、最初はホテル業界での就職を考えていたんですよ。
偶然!私も接客のアルバイトをしていたので、ホテル業界は候補の1つでした。
そうだったんですね!
私の場合はちょうどコロナ禍で観光やホテル業界全体が大変だったので、業績のことやお客様との距離の近い仕事を考えた時に大創産業に出会いました。

 

店舗運営からのスタートだったと思いますが、どんな気持ちでしたか?

ホテルで働いていたので、お客様と距離の近い店舗運営の仕事は楽しかったですね。
私もめちゃくちゃ楽しんでました!
接客もそうですし、大創産業って一人ひとりの裁量が大きいので、「ここにはこんなコーナーを作ろう」「この商品を入れてみよう」と、色々挑戦できたのが特に楽しかった。
自分のやったことがお客様に喜んでもらえたり、売上向上に繋がったりと、結果をダイレクトに知れるのが良いですよね。
確かに大創産業は自由度が高い!
配属先が北海道の店舗だったんですが、現場の若手社員 が当時6名しかいなくて…。
近くに先輩社員もいないし、雪で来れない日もあるしで、他のエリアと比べても自分で考えて行動することが多かったんじゃないかなと思います。
北海道エリアってそんなに社員が少なかったんだ!
私は大崎にある店舗だったんで、上司や店長とも距離が近くて色々フォローして貰いやすい環境だったと思いますね。

 

店舗運営時代に経験したこと、学んだことで印象に残っているものはありますか?

店長業務を入社1年目の最後くらいから任されていたんですが、立場が変わるとスタッフさんとのコミュニケーションの取り方が難しいなと感じましたね。
確かに店長になってから余計に難しいですよね。
スタッフさんに指示を出す時も年上の方が多いので、どんなスタンスでコミュニケーションを取ればいいのか、私も最初はかなり葛藤がありました。
私は元々人見知りだったので、1年目は特に大変でした。
でも、先輩から人との関わり方や指示の出し方、仕事の優先順位の付け方を教えてもらったことで、いつの間にか慣れていきました。
Nさんはどうやって克服しましたか?
先輩からの教えなんですが、自分のことをスタッフさんに知って貰いつつ、自分がスタッフさんのことを知れるように店舗に入ったら、必ず一人はスタッフさんと5分以上会話するようにしていました。
スタッフさんとどんなことを話していましたか?
売場づくりなどの仕事の話から、プライベートに関するちょっとした話まで色々ですね。
私より長く働いているスタッフさんが多かったんですが、こうしたコミュニケーションを通じて少しずつ慣れていきました。
あと、店舗運営時代に知っておいて良かったなと思うのが商品知識!
商品部に入ってから生の商品を見る機会が無くなってしまったので、「重い商品って現場で困るよね」「この商品のパッケージって梱包が難しいよね」っていう現場で感じた生の情報が今の仕事で活きてます。
商品知識は私も全く同じです。
バイヤー希望を知ってくれていた先輩からも、「商品のことを常に気にしながら仕事をしたほうがいいよ」とアドバイスを貰っていました。
大創産業って会社全体で商品の改善案を出していこうっていう風土なんで、「このパッケージは壊れやすい」「この商品はこんな形で陳列したい」などの意見や要望を店舗運営時代から出していましたね。

多くの商品、開発の背景に
触れられる場所。

商品本部でどんな仕事に携わっていますか?

私が在籍している商品5部は掃除・園芸道具の分野を担当している部署で、その中でディストリビューターとして働いています。
ディストリビューターを簡単に説明すると、商品の在庫が無くなったり、逆に在庫が過剰になったりしないようにコントロールするお仕事です。
私はメーカー企業と商談をしたり、流行りのアイテム情報を仕入れたり、入荷に遅れがないよう工場と連携したりと、新しい商品を生み出すバイヤー職を担っています。
商品3部は文具を担当している部署なので小さいアイテムを中心に扱いますが、Nさんの部署は園芸で使う支柱とか大きいアイテムが多いですよね。
そうなんですよね。
物流で使用するコンテナも、文具だと一つ一つのアイテムサイズが小さいので沢山コンテナに収まるんですが、園芸用品は大きいのでコンテナの空きスペースのことも考えながら商品の在庫管理をしています。

 

今のお仕事でどんな時にやりがいを感じますか?

バイヤーとして色んな商品に触れられることと、商品開発の背景を知れることですね。
「ボツになった商品ってこんなにあるんだ」「この商品ってこんなに苦労して開発してたんだ」など、1つの商品ができるまでに色んなストーリーがあるんだなと、バイヤーになってから知りました。
バイヤーだと自分の担当アイテムがあるんですが、ディストリビューターは部内の商品を全て担当します。
大変ではありますが、多くの商品に携わることになるのでやっぱり楽しいですね。
あと、全ての商品に携わるということは、全てのメーカーさんとも必然的に関わりを持つこともディストリビューターの特徴です。
メーカーさんと少しずつ仲良くなり、名前を覚えてもらったり、スムーズに会話ができるようになったりするとやりがいを感じます。
私だと自分の担当の文具だけに集中してしまうので、ディストリビューターの皆さんがそれだけ多くの商品知識を持っているのはすごいなって思います。
私も自分のアイデアで商品ができたら良いなとか、自分の作った商品が店頭に並んだら楽しそうだなって、バイヤーならではの面白さが羨ましいなと感じる瞬間がありますよ。

 

逆に「この仕事、難しいな」と感じる瞬間はありますか?

バイヤーになって驚いたのが、商品開発って思っていたよりも時間がかかるということです。
「来月夏休みだから、夏休み向けの商品を考えよう!」なんて悠長な考えでは間に合わない。
半年以上の長い時間をかけて商品を生み出していく仕事なので、常に未来のことを考えて働かないといけないのが難しいですね。
ディストリビューターも同じく、未来の予測が難しいと感じますね。
半年後に売れるだろうと考えて仕入れても売れなかったり、テレビで紹介されて急に在庫が足りなくなったり…。
あと、この部署に異動したばかりの頃は、部署ならではの専門用語が全然わかりませんでしたね。
会議なんて最初は何を言っているか全然わからなくて、呪文のように感じていました(笑)。
入社7年目の方が私と一緒のタイミングで商品本部に異動してきたんですが、同じように専門用語で苦労していましたね。
専門用語は私も最初苦労しました!
店舗運営の時と使っている言語が全然違うので、社歴とか関係なく苦労しますよね。
会議後に「あの言葉ってどんな意味ですか?」と先輩に聞いたり、自分で調べたりして、少しずつ覚えていきました。

現場で、研修で、
大切なことを学んだ。

お二人が仕事で大切にしているものは何ですか?

やっぱり現場感ですね。
ですね。
どんなパッケージが良いのか、どんな商品が売れるのか、現場で得た知識が活かせ るということもありますし、商品開発で妥協してしまうと、結局苦労するのは私たちも通ってきた現場の人たち。
だからこそ何年経っても初心を忘れないようにしないといけないと思っています。
大創産業で売上を作っているのは結局現場なんですよ。
だからこそディストリビューターは、商品の欠品や在庫過剰で現場が苦労しないように意識しています。
大創産業って店舗運営から希望する職種へのキャリアチェンジをしやすい会社なんですよね。
最初は店舗運営からスタートすることに後ろ向きだった同期 たちも、人事や海外事業部、商品本部など、 異動先は異なっても最初の現場で得られる知識が結局一番大事なんだと気づいていましたね。
何だかんだ言いながらみんな店舗運営の仕事も楽しんでいましたしね。

 

お二人から見た大創産業という会社の魅力ってどんなところですか?

想いに応えてくれるところですね。
海外で働きたい人や商品作りに関わりたい人など、みんな色んな想いを持って働いているんですが、大創産業は一人ひとりの希望に合った経験をさせてくれますし、頑張りを適切に評価してくれます。
そのための研修も充実していますよね!
学べる環境があるからこそ社歴や年齢に関係なく、早い段階から色んな経験ができますし。
1年目から自信を持って店長に挑戦できるのは大創産業ならではだと思います。
研修で印象に残っていることってありますか?
バイヤー研修で、ニュースは絶対見たほうが良いって言われたことですね。
最初は絶対見ないだろうなって思ってました(笑)。
でも実際見てみるとめちゃくちゃ勉強になるんですよね。
わかります(笑)。
「今この商品が売れているんだ!だったら発注増やしておかなきゃ」というような感じで、毎朝必ずニュースや新聞を見るようになりましたね。

 

ありがとうございました。最後に未来の後輩たちへのメッセージをお願いします。

一番伝えたいことは芯を持って働いて欲しいということです。
働き始めると、必ずやりたいことへのギャップが出てくると思います。
そんな時に「将来バイヤーをやりたい」「海外で活躍したい」といった芯があれば、ギャップに感じたことも全て経験値として成長に繋げることができます。
ぜひ自分なりの芯を持って挑んでみてください。
大切なことは好奇心と積極性です。
大創産業では自分が発信する想いや頑張りは必ず上司や先輩たちが見ていてくれますし、その上で色んなことを任せてくれるようになります。
チャンスを掴むためにも色んなことに興味を持って挑んで欲しいですね。

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