2022.03.03

ダイソーのマーケットは世界中。
幅広い活躍のフィールドがある。

これまでのキャリアの約半分が海外というKさん。「大創産業ならではの海外運営の面白さ」を伺う中で、豊富な海外経験を持つKさんだからこそ感じる、海外で活躍するための秘訣が見えてきました。

海外事業本部 海外運営部 担当次長 Kさん
2020年、大創産業に中途入社。前職の大手コンビニチェーンでは国内店舗運営から始まり、インドネシア、タイなどの現地駐在を経験。キャリアの約半分が海外という豊富な経験を基に、大創産業の海外運営部を牽引。

日本の現状を考えれば
企業成長のカギは、海外にある

どうして転職先に大創産業を選んだのでしょうか。

前職の大手コンビニチェーンでは、インドネシアで合弁会社の立ち上げから現地店舗の開店、タイでの現地駐在を経験するなど、私のキャリアの半分近くは海外です。海外の面白さと将来性を強く感じていたのですが、海外事業の縮小が決定したことで、転職を決意しました。
大創産業を選んだ理由は、海外での経験が活かせることと、“成長戦略の柱の一つに海外を捉えている”からです。企業の成長を考えた際、日本のマーケットは確かに大きいですが、人口減少という大きな問題がありますよね。そうなるとこの先はシェアの奪い合いしかありません。大創産業は海外も含めたマーケットを成長の軸足に捉えていることが、一番の決め手でした。

なるほど!現在の担当業務では過去の経験が活かせていますか。

海外運営部に所属して、タイ、中国、台湾の直営の子会社3社、ベトナムとタイにある製造の子会社2社、韓国とモンゴルの代理店を担当し、中国の物流の事業管理も行っています。主に海外における事業管理や事業支援を担っているようなイメージです。
前職でも海外事業で年度計画や運営に関する策定、日本の親会社と連携した事業管理も行っていたので、その経験が活かせていると思います。

経験が活かせている反面、違いを感じることはありますか。

小売業だから当然ですが、その中でも大創産業は純粋に売上を追求する企業だと感じています。リテールとして海外を含めて売上を追求していくという姿勢は、先ほどお話したように私が求めていたことであり、良い意味で違いを感じるところですね。

会社のためにならないことを
しようと思う人なんて、いない

現在の仕事のスタイルについて教えてください。

現在の社会状況下では気軽に現地に行けないので、ほとんどオンラインでやり取りをしています。だから尚更、“画面の向こうの人たちのことをどれだけ考えられるか”が重要だと思います。駐在員や現地従業員さんがどれだけ大創産業のことを理解してくれているか、困ることなく仕事をするには何が必要なのかを常に考えています。

海外と仕事をする上で、心がけていることはありますか。

私には、「会社のためにならないことを、しようと思う人なんていない」というモットーがあります。やり方の違いや結果が出ないことで誤解を受けることがあっても、基本的にはみんな会社にプラスになることをしているはず。その想いを根底に持っておけば、海外とのやり取りでギャップが出ても、その背景にある事情にまで想いが至りますよね。逆にそれがないと、「あの国はお願いした通りにやってくれない」と、誤った悪いイメージだけが広がってしまいます。

文化の異なる海外が相手では、より重要ですね。

日本にとっては当たり前のことでも、彼らにとっては当たり前じゃないことがある。民族性や文化などが違うのだから当たり前です。現地に駐在している方は、日本と海外のギャップに苦しむこともありますから、そこに想いを巡らせることも大切です。頭ごなしに「それは違う」と言ってしまうと、彼らは成す術がありません。「なぜこういう判断をしたのか」という経緯を知って話をすることが、海外で仕事をする上では大切なんです。

世界中のマーケットを相手に
様々な挑戦ができる環境

大創産業に入社して驚いたことはありますか。

業務範囲の広さです。前職と比較しても本部社員が少ないので、1人当たりの業務範囲が広いんです。業務の垣根がないのはカルチャーショックでしたが、海外の経験があったから乗り越えることができたと思います。例えば、日本で「営業の〇〇さん」と言われていても、海外に出たとたん「大創産業の〇〇さん」になります。現地の方からすれば、担当の私が大創産業そのものになるわけですから、何でも対応しなければならない。逆にこれから海外に出る方は、業務範囲の広さに慣れておくと苦労しないかもしれません。

中途入社の方が活躍するにはどうすればいいですか。

仕事は1人ではできないので、協力し合うことが大切。特に大創産業は、みんなで仕事をするという意識が強いので、チームワークを意識するといいかもしれません。部門・役職を越えて協力し合う姿をよく目にしますし、“うちはこうだから”という変なプライドもない。みんな私の過去の経験を知っているから質問や相談をされることも多いです。中途入社でも経験を活かして活躍しやすいと思いますね。

大創産業で働くメリットを感じることはありますか。

スピードの早さはメリットの一つ。承認まで2カ月かかるようなことも、1週間程度で決まります。海外で仕事を行う上で判断までのスピードが格段に早いのは、とても素晴らしいと思います。それから入社時に店舗業務を経験できることも大きいです。日本ほどの品ぞろえのお店は海外にはありませんからね。陳列の仕方や使い方、思いもよらないニーズを知ることで、海外展開時に活かせるアイデアも得られますしね。

現在の課題や乗り越えていきたいことについて教えてください。

これだけの企業規模になっても、まだまだ仕組化が必要なことや、ノウハウの蓄積などの課題はあります。そこがこれから入社する方にとってのチャンスになるはずです。私は、ビジョンミッションをもっと整えて、海外の人たちが『大創産業で働くことがプライドになる』という状況を生み出したいと思っています。そうやって海外事業の規模をもっと大きくして、企業成長の一翼を担いたいですね。

最後に、これから入社される方にメッセージをお願いします。

大創産業の社是は「世界中の⼈々の⽣活をワンプライスで豊かに変える」です。つまり、マーケットも、活躍できるフィールドも“世界中”ということです。海外に向けたビジネスに興味がある方にとって、これ以上ない環境だと思います。GLOBIS学び放題学び放題など、教育環境も整っているので、足りないことがあればいつでも学んで、様々なチャンスをつかむことができる。世界中で羽ばたくチャンスを、ぜひ、つかんでください!

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