2024.08.31

【25年新卒内定者イベントへ潜入取材】
現役社員と本音で話せる!?
「座談会」詳細レポート②(後半)

2024年6月に2日間にわたって大創産業東京本部にて開催された「25年新卒内定者イベント」。中でも大いに盛り上がった、1日目の現役先輩社員との座談会の様子を前半・後半の2回にわたってご紹介します!今回は後半の様子をお届けします。

【300円SHOP運営課】
最新情報や世の中の流行など、
新しいことを吸収して、挑戦を続ける

300円SHOP運営課は、新業態「THREEPPY」を支える要の部署。

先輩社員:こんにちは!突然ですがみなさん、THREEPPY(スリーピー)に行かれたことはありますか?僕の部署が手掛けているTHREEPPYは、若い女性をメインターゲットにした「あいらしい。そして私らしい。」というコンセプトで展開するブランドです。

仕事内容は主に、店舗の内装や什器のレイアウトを手掛けています。例えば、ある商品をお店に陳列する際に、それに合う什器フレームや内装の色などを考えて、業者の方と一緒に作り上げます。年間120店舗ほどを先輩と2人で作っていて、発注や商品陳列の指導といった店舗運営業務のほか、商品を仕入れるバイヤーや店舗内装業者の方との調整も行います。ざっくり言うと、メンバーと分担して、THREEPPYに関わる全ての事に携わっています。

内定者Dさん:実際に店舗にも行かれるのですか?

先輩社員:もちろん行きます!業者の方たちが作った内装を実際に現地で確認して、「ブランドイメージに合わせてもっとこうしてほしい」と指示を出すこともありますし、現在のトレンドを参考に「こういうのを作れませんか?」と直接お願いする場合もあります。

内定者Bさん:THREEPPYは女性社員が担当しているイメージでした。

先輩社員:そうですよね。実は男性もいます(笑)。でも、男性は僕だけで、あとは全員女性です。男性であることがうまく作用することもあって、男性目線の気づきが、逆に今までにない企画につながることもあります。異動してからかわいいものに興味を持つようになったのですが、僕にはとても新鮮な感覚で、入社してから一番楽しい仕事ですね。

内定者Cさん:THREEPPYへの異動は自分から希望したのですか?

先輩社員:自ら希望したわけではなくて、突然、異動になったんです(笑)。正直に言うと、自分の会社のブランドだけど、それまでTHREEPPYのお店に行ったこともなかったんです。上司から異動のお話をいただいたときは、チャレンジになると思って引き受けました。

内定者Cさん:チャレンジしてみてどうでしたか?

先輩社員:「今の流行や、世間でかわいいと言われているものってなんだろう?」とInstagramなどのSNSで調べたり、妹に聞いたりするのですが、異動する前後で『かわいい』と思う感覚が、大きく変わったと思います。妹との会話の内容も変わってきました(笑)。ゲームやスポーツでも、新しいことを吸収するのは楽しいですよね。その感覚と同じで、吸収することが多い今の仕事が本当に面白いと感じています。

内定者Aさん:どうやって流行りを調べていますか?

先輩社員:先ほどお伝えしたようにSNSや身近な女性から意見を求めることもありますが、他社店舗へ現地調査に行って、そこで得た気づきを次の企画に活かすこともあります。小売業の流行りは流動的です。若い人たちがどんどん作っていく流行を取り入れていかないと、THREEPPYというブランドは成立しません。だから“情報を集めては挑戦する”の連続です。

内定者Eさん:難しいことや苦労することはありますか?

先輩社員:あります。例えば、流行色を壁紙に取り入れる場合、業者さんによって仕上げの色が違うんです。人によって感じる色合いや色の深さが違うのですが、これを伝えるのが難しいですね。実際にお店に行って、「思っていたのと違う」という失敗もたくさんしました。

内定者Eさん:色の感じ方を他人と合わせるのは難しそうですね。

先輩社員:これは経験を積まないとわからないことです。色だけじゃなく什器の並べ方もそうですが、最初は先輩を頼れば大丈夫です。それから、僕は入社3年目まで店舗にいたのですが、その経験がとても活きています。お客様がどこを見て、どういう動きでお店の中を回るかを知っているだけで大きく違います。現場のスタッフさんに説明する時も、経験に基づく説明だと説得力が違ってきますよね。「何となく」では、人は動いてくれませんから。

内定者Fさん:現場が大事とのことですが、現場で意識しておくべきことはありますか?

先輩社員:今思い返してみても、やっぱり1年目2年目が本当に大事な時期だったと思います。自分の経験だけでなく、経験をたくさん持っている先輩たちの言葉を吸収することも大事です。そうすると次第に言葉に重みが出てくるようになります。

内定者Fさん:先輩とのコミュニケーションが大切なのですね。

先輩社員:先輩だけでなく、スタッフさんともコミュニケーションを取るようにしてみてください。そして、絶対に一人で抱え込まないこと。小売業は人と人との業務なので、思い通りにいかないことはたくさんあります。やる気がある人ほど頑張って抱え込んでしまいがちですが、そうすると自分の中でしか答えを出せなくなり、限界がきます。経験のある先輩に素直にわからないと伝えて、思いきり頼ればいいんです。ミスした時も隠さないですぐに伝えること。先輩もいろいろな失敗をしているので、必ず答えをくれるし、助けてくれます。

長々と話してしまいましたが、コミュニケーションの中でも、ぜひ「聞く力」を養うようにしてみてください。この会社だけでなく、社会においてとても必要なスキルですから。それではまたみなさんに会えることを楽しみにしています!ありがとうございました。

【グローバルデザイン課】
デザインの知識や経験は不問。
店舗の経験ですら、デザインの糧になる。

商品パッケージや案内板など、デザインで情報を伝える部署。

先輩社員:みなさん、よろしくお願いします。私からはグローバルデザイン課が何をしているのかをお伝えしますね。私たちの仕事には大きく2つあって、1つ目は自社商品のパッケージを作成して管理する仕事です。2つ目は「レジはこちら」という誘導板や、商品のジャンルが書かれた案内板、さらに、商品を訴求するPOPなどを作成・管理する仕事です。

商品企画部の中にはグローバルデザイン課と企画課があるのですが、企画課は他社ブランドとのコラボ商品を企画したり、管理したりしています。そのパッケージデザインも私たちが作るのですが、自社商品だけでなくそういったものもデザインします。簡単に言うと、デザインで何かを解決する仕事と言えますが、何か聞きたいことはありますか?

内定者Eさん:先輩は学生時代にデザインを学ばれていたのでしょうか?

先輩社員:そうですね。現在、大創産業は京都芸術大学と産学連携で事業を進めていています。大学の授業の中で学生が考えたパッケージが実際に採用されているのですが、私は学生としてその授業に参加していました。その時のご縁もあって、入社から半年という異例のスピードで今の部署に異動になりました。

内定者Aさん:課の人たちは全員がデザイン系学部の出身者なのですか?

先輩社員:気になりますよね(笑)。実は全員がそうではありません。業務ではAdobe illustratorなどのデザインソフトを使用しますが、デザイン課に異動してから操作方法を学んでいる人も多いんです。中には異業界からの転職者など、様々な経歴の方がいますよ。

内定者Cさん:もともとデザインの経験がある人、無い人の割合はどのくらいですか?

先輩社員:だいたい半々くらいでしょうか。デザインの傾向は、実際に業務を経験していく中で比較的すぐにつかめてくると思います。異業種からの転職者には印刷業界出身の方などもいて、デザインの経験がなかったけど、今では「デザインができる印刷に詳しい人」というプラスアルファがある人になっています。異動する際にデザインの経験や知識がないとダメということはないので、あまり気にしなくて大丈夫ですよ。

内定者Bさん:パッケージのデザインはどのように考えるのですか?

先輩社員:お店に行くと、ダイソーらしいパッケージ、一目でTHREEPPYとわかるパッケージになっていることに気が付くと思います。実は各ブランドで統一のフォーマットがあって、それを基にパッケージを作っているんです。使い方をわかりやすくするために写真やイラストを入れたい場合は、基となるフォーマットを加工して仕上げます。目的に応じて様々な創意工夫を加えながら一つのパッケージが出来上がるんですよ。

内定者Fさん:入社半年で異動したとのことですが、苦労はありましたか?

先輩社員:店舗にいたのが半年間なので、店舗の特性をつかむのに苦労して、今も学んでいる最中です。通常は数年間、店舗業務を経験するのですが、私にはそれがない。なので、時間がある時は店舗に行き、同期からは店舗での話を教えてもらっています。さらに店舗用の研修に参加させてもらうなどして、知識面だけでも補う努力をしています。やはり2~3年は店舗を経験しておくのがベストです。店舗にいたからこそ分かることがありますからね。

内定者Dさん:店舗経験の中で、楽しかったこと、大変だったことを教えてください。

先輩社員:ダイソーには発想豊かな商品群があり、早いスパンで新商品が入荷してきます。それを見るのが楽しくて、品出し中もパッケージに見入ってしまうことがしょっちゅうありました。お客様から見ても、変わった店員に見えていただろうなと思います(笑)。大変だったのは、新卒で大創産業に入社するまで小売業の経験がなかったので、在庫管理の仕方などがわからずに苦労したことですね。小売業という業態の理解にも時間がかかりました。

内定者Cさん:大創産業ならではの苦労はありますか?

先輩社員:大創産業の特性でもあるけれど、全国にこれだけ店舗数があっても社員数はまだ3桁しかいません。つまり、店舗を支えているのは、まぎれもなくスタッフさんたちなのです。入社間もない社員が店長候補として配属され、何十年と働いているスタッフさんたちの中で、いろいろな判断を求められるのはプレッシャーに感じることもありました。

内定者Cさん:自分より経験がある人をまとめるのは大変そうですね。

先輩社員:心配しなくても大丈夫ですよ(笑)。この会社の良いところの一つは、優しいスタッフさんが多いところです。多くのスタッフさんは社員に対して敬意を持って接してくれます。私もスタッフさんにたくさん助けられました。年齢や性別、立場の違いなどいろいろありますが、それを乗り越えていい関係性を築いていくことが大切ですね。

内定者Eさん:スタッフさんといい関係を築くためにはどうすればいいですか?

先輩社員:当たり前のことですが、コミュニケーションをたくさんとることです。仕事の話だけじゃなくて、相手のことを知る意味でも雑談を交えるのもテクニックの一つですね。少し手が空いたら積極的に話しかけて、相手を知ろうとすることは必ずプラスになります。

それでは私の話はそろそろ終わりにしようと思います。期待や不安などいろいろあると思いますが、周りの先輩・上司を頼れば大丈夫です。頑張ってくださいね!

【財務経理本部】
世界のダイソーグループを支えるなど、
グローバルな活躍のフィールドがある。

海外の子会社も管理する、ダイソーグループ全体に関わる部署。

先輩社員:こんにちは!私からは財務経理本部についてお伝えします。現在、私たちの部署は4分の3が社員です。これまで他の先輩の話を聞いてきて、「あれ?」って疑問に思った方はいますか?そうなんです。スタッフさんが大半の店舗とは逆で、社員が多いという、社内でも特殊な組織になっています。そして、専門性が求められることもあり、中途入社の社員が多いのも特徴の一つです。

私は財務経理本部の中にあるグローバル連結会計課に所属しています。部署名に経理や会計とついていると、請求書を集めてひたすら処理をするようなイメージを持たれるかもしれませんが、ちょっと違うんですよね。ダイソーグループには、アメリカ、シンガポール、台湾など、海外に子会社がいくつもあり、私たちはそれらも含めたグループ全体の業績を管理しています。みなさんがこれまで聞いてきた部署の話は日本の大創産業に特化したものだと思うけど、グループ全体を見るという、少し特異な部署かもしれません。

内定者Aさん:先輩はもともと財務や経理の知識があったのですか?

先輩社員:どうだったと思います?正解は、全くありませんでした(笑)。大学は文系で日本文学を専攻していましたし、簿記の資格なども持っていなかったんです。だから異動の話をいただいた時は、最初は“寝耳に水”の状態でした。

内定者Cさん:普段は本社のある広島で勤務されているのですか?

先輩社員:今は東京本部勤務です。ちょうど私が異動になる頃に本社のある広島から東京本部に部署が移設されることが決まって、移設するまでの4ヶ月間だけ広島にいました。先ほど言ったように、私たちの仕事はグループ全体に関わりますので、多くの部署が集まる東京本部にある方が都合も良いんです。昨年の7月頃に東京にみんなで引っ越してきました。

内定者Eさん:転居を伴う転勤って大変なイメージがあります。

先輩社員:以前は全国転勤を負担に感じるタイプだったんですけど、これまで北海道、広島、東京などへの異動を経て、考え方が変わりました。全国のいろいろな場所で生活をするのって、自身の成長のきっかけになるし、人生の幅も広がると心の底から思えたんです。今はどんな環境に行くことになっても“まずは楽しんでみよう”というスタンスになりました。

内定者Fさん:人間関係はどうなのでしょうか?

先輩社員:仲が良すぎるかもしれません(笑)。上司や先輩との交流が盛んであることもこの会社の特徴の一つですね。趣味を共有して盛り上がることもあるし、ちょっとした愚痴や悩みの相談もしやすい雰囲気があるので働きやすいと思います。私は自動車レースのF1観戦が趣味なんですけど、これも北海道時代の上司の影響です。最初は全く興味が無かったんですが、根気よく勧誘されて(笑)。今では毎年観戦にいくほど大好きになりました。

内定者Bさん:海外の子会社の業績も管理するということは、英語が必要ですか?

先輩社員:そうですね。国内は日本語でも、やっぱり海外の子会社とのやり取りは英語が多いですね。だいたいやり取りの8割が英語です。そう聞くと格好良く聞こえるでしょ(笑)。でも、実を言うと、私は英語が全然得意じゃなかったんです。学生時代も英検は3級だし、TOEICを初めて受けたのも高校卒業間近で、日頃から英語に触れる環境でもなかったです。

内定者Bさん:英語の対応はどうしているのですか?

先輩社員:今は優秀な翻訳ツールもあるし、それらを駆使すれば意外と何とかなります。だから今は英語が得意じゃなかったとしても大丈夫です!英語の会議は苦労するときもあるけれど、そういう経験を通してどんどん英語が上達していると感じています。そう考えると、これからの世の中で必要とされるスキルが身に付きやすい部署かもしれませんね。

内定者Aさん:入社後に心がけておくべきことなどはありますか?

先輩社員:とにかく上司と話すことです。自分が考えていることとか、将来のイメージとか、何でもいいから話してみてください。私もそういう話をしていたから、当時の上司が「こういう業務をさせてみたい」と、今の部署に推薦してくれたんじゃないかなと感じています。

内定者Eさん:年齢が上の上司に話しかけるのは遠慮しちゃいそうです。

先輩社員:わかります(笑)。私の周りも中途入社の年上ばかりだし、スキルが高くてプロフェッショナルな雰囲気があるから最初は不安に思うこともありました。でも、この会社はとにかく良い人が多いという印象があって、実際にみんな私の事を気にかけてくれるんです。私も先輩たちを理解したいと思っていたから自然と話すようになっていきました。

内定者Eさん:年上と話すコツなどはありますか?

先輩社員:そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。みんな最初は店舗に配属になるって言ったけど、そこにはベテランのスタッフさんがたくさんいるから鍛えられます(笑)。一緒に仕事をする中で対人関係のスキルは自然と身に付くと思います。入社時は人前で話すのが苦手でも、現場を経験してめちゃくちゃ喋れるように変わる人も多いんです。

では、私の話はこのくらいにしますね。店舗での経験は次の配属先に行くための大切な準備期間なので、最大限活用してみてください。この後の懇親会に参加される方は、その時にもっといろいろな話をしましょう。それではありがとうございました!

【情報システム部】
お客様がより便利になるサービスと、
従業員がより働きやすい環境を、ITで実現する。

IT技術を駆使して、みんなの「困った」を解消する部署。

先輩社員:こんにちは。まずは部署の説明をしますね。情報システム部は4つの課で構成されています。1つ目はダイソーのアプリやファンコミュニティを企画・運用するDX企画課です。2つ目は、新システム開発や既存システムの改修などを行う開発課。そして3つ目が、サーバーなどの社内の基幹システムと言われるものの構築や運用保守を行うインフラ課です。最後の4つ目が、私の所属している運用課です。DX企画課や開発課でリリースしたアプリなどの運用保守や店舗に設置してあるiPadやレジの管理、トラブル対応も行います。

みなさんに身近なことで言うと、入社すると社用携帯(iPhone)が支給されるのですが、それらの管理や手配も私たちが行っています。店舗をはじめ、大創産業で働く人たちの業務がより円滑になるように、様々なIT技術やシステムを使ってサポートをしています。

内定者Cさん:ダイソーのアプリはなせ開発されたのですか?

先輩社員:お客様と店舗の両方を便利にするためです。これまで店舗の在庫を確認するには、お店に行くか、電話などで問い合わせるしか方法がありませんでした。そこでアプリを開発して、自分が行きたいお店の在庫状況がいつでも検索できるようにしたんです。これによりお客様は店舗に問い合わせる手間が無くなり、お店側では問い合わせ対応が無くなった分、店舗業務に専念できるようになりました。

内定者Fさん:先輩も最初は店舗業務を経験したのですか?

先輩社員:もちろんです。私は学生の時に情報システムを学びながらダイソーでアルバイトもしていました。その時の経験からダイソーのシステムに携わるやりがいが想像しやすかったこともあり、入社を決めたんです。だから最初からシステム系の部署を希望していましたが、そんな私でも「現場を経験しておいてよかった」と思うことがたくさんありました。

内定者Fさん:「現場を経験しておいてよかった」と思うこととは何ですか?

先輩社員:部署内には外部のベンダーさんもいます。彼らだけでなく、誰かと一緒に仕事をする際は、相手によって伝え方を変えるなどの工夫が必要になることもあります。そういった臨機応変なコミュニケーションの取り方は、現場のスタッフさんとのやり取りで学んできたことがたくさん活かされていると感じます。

内定者Dさん:システム関連の部署もコミュニケーションが必要なのですね。

先輩社員:情報システム部は、仕事を進めていく上でたくさんの人と関わります。ベンダーさん以外にも外部企業との関わりもあるし、トラブル相談で様々な部署の方たちとのやり取りや打ち合わせも行います。コミュニケーション力はどんな仕事でも必要になるスキルだから、みなさんも最初に現場に配属された際は意識して学んだ方が良いと思います。

内定者Aさん:セルフレジのレシートを出す前の操作が少しわかりにくいです。

先輩社員:わかりにくいと感じるのは、レシートを出す前に次のボタンを押さないといけないところかな?その辺もだいぶ改善したけれど、次の改善の参考にさせてもらいますね。画面の操作しやすさなどは画面UIと言って、他社のボタン位置も参考にしながら改善したのですが、まだ改善の余地はありますね。貴重な意見をありがとうございます!

内定者Bさん:他にどのような改善を行いましたか?

先輩社員:以前はポータルサイトでお知らせが見られたのですが、他のシステムでも同じものがあったので削除しました。同じものが2つあるってコストの無駄遣いになりますよね。このようにコストの観点からも様々な取り組みや改善を行う場合もあります。その他にも日々、いろいろな部署の方から様々な相談をいただきます。もしかしたら配属後にみなさんと一番やり取りをする可能性があるのは、私たちかもしれませんね(笑)。

内定者Cさん:外部とのやり取りで大変なことはありますか?

先輩社員:大変というか、気を付けた方がいいことがあります。外部の方と密に連絡を取っていくと、だんだん仲良くなってきて言葉遣いなどがフランクになりすぎることがあります。仲がいいのは良いことだけれど、ビジネスであることを忘れてはいけないと思います。

内定者Eさん:グローバルに興味がありますが、海外とのやり取りでも同じですか?

先輩社員:そうですね。システムに絡んで海外とやり取りすることもありますが、国内外問わずどこでも同じように相手に敬意を持って接することが大切だと思います。相手に敬意を持って接するという経験は、現場のスタッフさんとのやり取りの中でも学べることです。そう思うと、現場で学んだことが活かせる場面は本当に多いですね。

内定者Cさん:学生時代に学んだことが配属に影響していると感じますか?

先輩社員:そこは正直、わからないですね(笑)。配属の事で言うと、実は入社1年目から上司に「情報システム部に行きたいです」と伝えていたんです。その甲斐があってか、周りよりも1年早く情報システム部に異動になりました。何事もアピールし続けることは大切だと思います。特にこの会社は聞いてくれる人、覚えていてくれる人が必ずいますから。

では、他に質問がなければ私の話は終わりにしますね。これで座談会は終了となります。みなさん、長時間、本当にお疲れさまでした!これまで話を聞いてきた部署に少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。ぜひ一緒に働きましょう。本日はありがとうございました!

【取材班より】
2回にわたってお届けした、25年新卒内定者イベントの「座談会の詳細レポート」はいかがでしたでしょうか?

普段、なかなか知る機会の少ない部署の貴重なお話や、先輩たちが新入社員の時にどう思っていたのか、どんなことを意識してやりたいことを実現させたのかなど、たくさんの興味深いお話がありました。こんな機会は滅多にありませんよね。そして何より、面接などでは聞きにくいことなども質問しやすい雰囲気があって、内定者のみなさんが積極的に質問している姿がとても印象に残りました。

前半の「店舗運営本部」「商品本部」「事業開発部」「グローバル改善推進課」の記事も、もう一度振り返ってみても面白いかもしれませんよ!

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