グローバル展開に励む大創産業の根幹で、内部統制をはじめとするさまざまな業務に取り組んでいるGさん。
「縁の下の力持ち」の枠をこえ、多種多様なミッションを担うことで会社全体に貢献していく――この仕事で得られる成長感・やりがいについて教えていただきました!

グローバル総務課 係長 G・Wさん
2023年、中途入社。グローバル総務課の係長として、国内外の店舗運営を支える幅広い業務に携わる。内部統制を中心に、社内規程やルールの策定・改善、国内外の子会社との連携を通じて、組織全体を整備する役割を担っている。
グローバル総務課で、
組織を動かす仕組みづくりを担う
前職はどんな仕事をしていたのでしょうか。
まったくの異業界なのですが…撮影スタジオで勤務していました。約10年にわたり勤続していたので、フォトグラファーや組織、人材を管理するSV(スーパーバイザー)、技術指導を担うトレーナーなど幅広い業務に携わっていました。
転職のきっかけと、大創産業へ入社を決めた理由はなんですか?
前職の企業で最後に携わったのが、株式上場に関わる経営企画だったんです。ここで内部統制に関わる業務を任されていたのですが、「同じ業務で活躍の幅を広げて、もっとスキルアップしていきたい」という意欲が生まれたことがきっかけです。
転職にあたり複数の企業で並行して面接を受けましたが、その中でもグローバル展開を成功させるという強い意志があり、積極的に内部統制に取り組んでいる大創産業に魅力を感じて入社を決めました。
現在はどんな業務に取り組んでいますか?
グローバル総務課なので、かなり業務の幅が広いです。資産管理、株主総会の運営などのベーシックな業務のほか、安全衛生管理・消防・肥料販売といった各店舗運営に必要な資格に関わる管理や、オフィス内の庶務的な対応もあります。
また、内部統制に関わる業務…例えば社内規程やルール、組織の設計・改善も重要な役割のひとつですね。「グローバル総務課」というのは、当社自体がグローバル展開のさらなる加速を機に、全体を整備するために生まれた組織です。国内外の子会社との連携は目下の大きなミッションといえます。

国内外で事業展開するグループ企業の活躍を、
フレキシブルな対応で支えていく
一般的な総務部門との違いや特徴はあるのでしょうか。
総務課メンバーは今13名ですが、当社は現在国内約4,000店舗を展開していて、各店舗の資格・労災などの一元管理を担っています。国内外の子会社との連携も、私たちの発信で動き出すプロジェクトが多く、この規模感の企業で一人ひとりにこれほど裁量を持たせるのは大創産業ならではの文化といえるかと思います。
では、業務に難しさを感じることもあるのでは…?
そうですね。もともと総務は各種社内規程・制度に関わる申請手続き・管理業務等でさまざまな社内人材と関わる機会の多い仕事ですから、当社のように規模が大きいと、ちょっとした伝達ミスでも大きな影響が出てしまうことがあります。「コミュニケーションの工夫が必要だな」と感じる場面が多いです。言語や資料に落とし込むなら、可能な限り分かりやすく形にするよう努めますし、海外の子会社であれば時差にも配慮したタイミングで事前のアラートをかけたりします。かなり“相手目線”が磨かれます。
これまでの取り組みで印象的なエピソードはありますか?
グローバル総務課が株主総会の事務局を任されているのですが、グループ内の国内子会社と海外子会社で決算期が異なるため、2カ月連続でぞれぞれの株主総会を実施しました。一部の司会進行や運用における指揮を担うチャンスもあり、とても重要な経験が得られたと感じています。
仕事のやりがいを実感する機会が多いのではないでしょうか。
そう感じます。一般的に総務は会社の黒子として活躍する場面が多い仕事かと思いますが、全国へ展開される店舗の資格管理や衛生管理を行いつつ、役員層を含むグループ企業のあらゆる人材とやり取りするなど、『組織全体の役に立てた』としっかりと実感の得られる場面が多々あります。
もっと粒立てて言うなら、昨今は「BCP(事業継続計画)」――災害など有事の際の対応にも携わっています。大規模災害時の対応項目・施設管理方法の策定や、サーバークラッシュ時の対応ルートなどを、経営層や各子会社の担当と密にコミュニケーションを図りながら検討しているところです。
…かと思えば、日によってはオフィスに設置されたコーヒーメーカーの不調に対応している時間もあります(笑) 。役割が本当に幅広いので、大きなことから小さなことまで、柔軟な挑戦を重ねられる日々に充実を感じています!
自由度の高い挑戦と、
成長の機会が広がる組織
今後の目標やキャリアパスにおけるイメージはありますか?
まずは入社のきっかけであった「内部統制」において、実績を積んで貢献していきたいです。入社から間をあけずに多彩な挑戦をしてきましたが、まだまだ着手できるポイントがあると思っています。店舗運営におけるルールの作成・実行だけでなく、定着化までグローバル総務課の仲間と共に連携し取り組んでいきます。
また、長期目線の目標でいうと、内部監査部での業務にも興味がありますね。ルールを敷く内部統制と、この実行におけるチェックを担う内部監査の両面を経験することで“会社の根幹に関わる”ための全体像が見えてくると考えています。チャンスがあれば、この領域にも挑戦してみたいです。
入社してみて「大創産業」とはどんな会社だと感じますか?
大きな会社でありながら、ベンチャー企業のようなスピード感を持つ会社です。機動的で、時流に合わせ柔軟に変化するフットワークの軽さがある。仕事において「さまざまな経験を積んで成長したい」という想いのある私にとって、ここが入社を決めた理由の一つでもありましたし、今も変わらずここに強い魅力を感じています。変化が激しいため分かりやすいガイドラインはありませんが、「自ら考え行動したい」「自由度の高い挑戦がしたい」という方は、きっとこの環境を楽しんでいただけるはずです。
最後に、新卒のみなさんへのメッセージをください!
グローバル企業として今後も拡大を続ける当社は今、ビジネスパーソンとして有益な経験を積むチャンスにあふれています。企業の成長を間近で感じ、同時に自身の成長も実感できるはず。「仕事に成長」を求める人にとって最適なフィールドが広がっていますよ。